失敗という壁

お遊戯会など、人前で何かを発表する際、緊張から「いつもできていたこと」ができなくなってしまうというお子さんは少なくないのではないでしょうか。こういったことを経験してしまうと、それを失敗として捉えてしまい、次から本番が怖くなってしまうという傾向が見られるのではないでしょうか。

こういった時は、無理に頑張らせるのではなく、まず「それは失敗ではない」ということと、さらに「そうなってしまっても大丈夫」ということを伝えてあげることが大切でしょう。

行事の本番が迫ってくると、どうしてもみんな力が入って「失敗してはいけない空気」みたいなものが出てきてしまうのが正直なところではないでしょうか。しかし、こういったことを経験したお子さんは、この傾向にどんどんプレッシャーを感じてしまうと言えるでしょう。その結果、不安が増大し、精神的な面から体調を崩してしまったりしがちでしょう。しかし、このような状態で「お休み」してしまっては「また失敗してしまった」という劣等感を生みかねません。

そもそも、園での行事などは「普段の自分を見てもらうもの」であるということと、競争ではないということをしっかり伝えてあげることが大切でしょう。どうしても嫌だと言うお子さんには、紙芝居などのレクリエーションを準備して「失敗は成功のもと」と言うような考え方を持ってもらう努力も必要かもしれません。

一度くらいうまくできなくても大丈夫と言うことと、次に頑張れることがすごいことだと言うことを教え、それを乗り越えていけるようなサポートを考えていくことが大切でしょう。また、そのお子さんのために「魔法の言葉」を準備してあげるのも良いでしょう。失敗は「失敗ではない」と思うことができれば、どんな行事に対しても一生懸命に取り組んでいけるようになるのではないでしょうか。

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